キタ━(゚∀゚)━!

CSS Nite In-house SEO Meetup [Kansai Edition 2015](#seo_kansai)の参加レポート

2015年8月1日に開催されたIn-house SEO Meetup [Kansai Edition 2015] powered by CSS Niteの参加レポートです。

キタ━(゚∀゚)━!

1.Googleが考えるSEO

登壇者:長山 一石氏(Google)

私は、以前大阪で開催された「アフィリエイターのためのGoogle検索講座2015」に参加してきました。そこで、Googleサーチクオリティチームの金谷武明氏が講演した時の内容とほぼ同じものでした。

検索エンジンを開発した”Google側が考えるSEO”と、”現在世の中に出回っているSEO”とでは、異なっていることが多いです。現在、出回っているSEOには誤解も多く、個人的な視点でみると、昔よりも、だいぶマシになってきている感じはします。

以前私が参加した「アフィリエイターのためのGoogle検索講座2015」や今回の「In-house SEO Meetup [Kansai Edition 2015]」もそうなのですが、Googleが自ら登壇することで、Googleが考えるSEOや誤解を少しでもなくしていけるのではないかと思っています。

ただ、それは登壇者の熱意やプレゼンの仕方などで、「どれだけの人を動かせるのか」ということにも繋がってきます。Googleのできることにも限界はあります。

2.今のSEOの考え方とすべきこと

登壇者:住 太陽氏(ボーディ)

・SEO至上主義。なんでもかんでもSEOという手段を用いて行う人がいますが、現在はFacebookやTwitter,LINEなどの登場により、”適材適所”を考えて、マーケティングを行う。

・SEOに最も適しているのは、”インフォメーションクエリ”。インフォメーションクエリは、検索者が何らかの情報の”答え”を探している。そこで、的確な答えを提供すると、ウェブサイトの信頼にも繋がる。

インフォメーションクエリでの検索者は、緊急性があまりなく、”衣食住”や”心”といったところに関わる部分で慎重にサービス・商品に関する情報を探している。

これは、アメリカ合衆国の心理学者アブラハム・マズローの欲求段階説(安全の欲求,社会的欲求といったところ)を参考にすると良い(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E5%AE%9F%E7%8F%BE%E7%90%86%E8%AB%96

商品の購入やサービスの利用をしようとしているトランザクショナルクエリの、検索結果を見てみると、上位にはYahoo!スポンサードサーチやGoogleアドワーズが表示され、自然検索(オーガニック検索)の上位では、楽天市場やYahoo!ショッピングなどの大手サイトが表示されている。

つまり自然検索(オーガニック検索)で、自社のウェブサイトを表示させるのは、極めて難しい。

では、トランザクショナルクエリでは表示させるのは、どうすれば良いのか。これは”素直に”、楽天市場やYahoo!ショッピングなどの大手サイトに出店する。もしくは、Yahoo!スポンサードサーチやGoogleアドワーズに出稿する。

逆にインフォメーションクエリは、楽天市場やYahoo!ショッピングなどの大手サイトは表示されておらず、Yahoo!スポンサードサーチやGoogleアドワーズもまったくと言って良いほど表示されていないので、ここをうまくSEOでおさえると良い。

”SEO病”などにかかっている人は、検索結果で表示されている広告を普段見ていないことが多いが、サービス・商品購入者(検索初心者、素人)は、上位に表示されたウェブサイトや広告枠も見ている。

なので、SEOやWEBマーケティングに携わっている上級者と、”普通に”サービスの利用や商品の購入をしようとしている消費者との、ギャップや差といったものを埋める必要がある。”見ているところ”が違う恐れがあるので、注意する。

3.SEOの基本的メソッド

登壇者:江沢 真紀氏(アユダンテ株式会社)

キーワードのリサーチプロセスをどのように、ウェブサイトに反映させていくのかを具体的に解説しています。

キーワードプランナー(https://adwords.google.com/KeywordPlanner)と、キーワードウォッチャー(https://www.keywordwatcher.jp/)のそれぞれの違い(メリット・デメリット)や、ウェブサイトの具体的な構造の改善例などが紹介されており、とても実践的で分かりやすかったです。

4.明日作るコンテンツがわかる! キーワード・コンテンツ 管理と実践

登壇者:白砂ゆき子氏(株式会社Faber Company)

昨今、コンテンツマーケティングのサービスを提供する企業や、実践する企業が増えましたが、実際にウェブサイト上でコンテンツを追加していくと、順調な時は流入数が伸びていきます。

ですが、ある時を境に、流入数が伸び悩んでしまうことがあります。

そんな時は、追加したコンテンツや新規で作る予定のコンテンツを、キーワードといった部分でグループ化していくと分かりやすい。

グループ化したものを、検索エンジンで順位を測定、もしくはCVRを調べて、仮説を立てて検証することで、流入数を増やすことができます。

もし、グループ化するのであれば、MindMeisterXMindといったマインドマップ作成ツールを用いると良いです。

膨大なデータはもっているものの、そこから仮説を立てて、検証することの大切を改めて教えて頂きました。

余談ですが、キーワード・コンテンツ管理と実践のスライドで、1番最初に写っている人物は、白砂ゆき子氏本人なのでしょうか。In-house SEO Meetupで登壇された本人とは、ずいぶん印象が違うような…。( ・´ー・`)ドヤァ・・・

5.読まれないコンテあンツをつくるのは終わりにしよう!ユーザーと検索エンジンが評価するコンテンツ制作のポイント

登壇者:松尾 茂起氏(株式会社ウェブライダー)

SEOの本質的の部分に触れています。

本質とは、ユーザーの利便性。利便性とは、

都合のよいこと。また、そのさま。便利。

https://kotobank.jp/word/%E5%88%A9%E4%BE%BF-658359

上記のことです。でも、便利と一言に言っても、「どのようなことが便利なのか?」と疑問になります。

検索結果であれば、検索者が探している情報に対して”答え”を提供することが、便利に繋がります。

ただし、”検索者”といっても、様々な者がいます。

様々いますので、答えを提供するのであれば、検索者の”意図”を考えなければなりません。

意図をとらえるためには、従来のSEOでも言われている、Q&Aサイトの投稿を確認する必要があります。

検索者の意図をとらえて、答えとなる適切な情報を収集しても、検索者にとって”分かりやすく”しなければなりません。

この「分かりやすい」という言葉は、”シンプルに伝える”と、捉えられがちですが、情報をシンプルに伝えればよいというものではないのです。

分かりやすくするためには、理論的な分かりやすさや、心理的な負担を下げる見やすさ・読みやすさが必要なのです。

また、分かりにくいものを分かりやすくするためには、相手への”伝え方”や”感情”に同意することが重要となってきます。相手の”心の作用”を考えなければ、共感というものは生まれにくいです。

これは、コンテンツを制作するためだけに必要なものではなく、私が普段生活している中の、ビジネスやコミュニケーションといった部分でも、とても大切なものです。

懇親会

懇親会では、登壇者や参加者も含め、かなりの人数で行われました。SEO関係者の間では、最近、話題となっている「コンテンツを長文+追記すれば、検索順位が上がりやすい」という話になったりしていました。

これも、本質的なSEOを押さえていなければ、いくら長文や追記したところで、順位が上がりやすいとは言えないと個人的には思っていますし、分かりやすさを重視すると、自然と長文になってしまうこともあります。

感想

関西で、これだけ大きな「In-house SEO Meetup」が行われるというのも珍しいことだと思いました。

昨今、”コンテンツSEO”や”コンテンツマーケティング”というものが、もてはやされています。これらの言葉は、個人的にあまり好きではないです。

なぜかというと、コンテンツがなければSEOやマーケティングというものは成り立たないからです。そもそも、マーケティングというのは、「ユーザーに情報を届け、商品を効果的に得られるようにする活動」のことです。

なので、コンテンツが必要なことは当たり前のことで、「今さら、何を言っているのか」私にはよく分かりません。

また、「今はコンテンツマーケティングの時代なので、この流れに乗っかりましょう」というのもよく分からないです。マーケティングでコンテンツが必要なのは昔から変わっていませんので、気が付いている人は、昔からやっているので、これから実践して勝てるのかという問題があります。

今から実践していくのであれば、”相当頑張っていかなければいけない”と思っています。精神論ではありますが、根気ややる気といったものを出さなければいけないところです。

ただ、「千里の道も一歩から」ということわざがありますので、今から実践していきたい人は、身近なところからコツコツと着実に足元を固めていくと良いと思います。

最後に、私は懇親会から2次会、3次会と全て参加したわけですが、最後(深夜4時頃)まで参加された方、本当にお疲れ様でした。